※今回の記事はポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイアを持っていて、かつ対人戦の知識が必要となります。
※専門用語がたくさん飛んで来る可能性があります。
※全体的に文章を訂正しました。何匹かのポケモンの型がうろ覚えだったので書き直し。
各種ポケモンにニックネーム(NN)や努力値振りを追加しました。
※文章が長かったので、構築編と試合内容に記事を分けました。

もうすぐ秋ですね。
今回は、ある方の大会に出させていただきました。

第二回 風凛杯 (要項)
http://ch.nicovideo.jp/revere-Jellicent/blomaga/ar1075901

全参加者12人中のメガシンカ枠が、トップメタの親子を採用した人が4人もいるこの大会で、
メガガルーラ
名前:メガガルーラ
特性:親子愛 効果:技を2回繰り出す(ただし2回目の攻撃は、1回目の威力半分になる)
※追加の効果が発生する確率も単純に2倍です。

まさかの準優勝なりました。

大会結果が確定してから思った事

・・・これで、よく勝てたなぁ

こちらが今回のパーティ
バシャーモ
化身ボルトロスアイアントブラッキーエーフィシャワーズグライオン

バトンタッチを覚えるポケモン統一伝説を加えたエンジョイパ寄りのメンバーです(ブイズっぽい戦い方を意識してました)。 
※自由枠はバトンタッチを覚えるポケモンを採用するとは限りません。

他の参加者さんが、思ったよりガチパだったため、
大会申請したあと、ものすごく後悔したことは言うまでもありません。

メタゲームの自分なりの考え方
今回は、はじめてのメタゲームでした。
そのため、自分が考えた事を書きます。

まず、相手のパーティを見る前に、自分のパーティの事を分析します。
次に相手のパーティで刺さっているポケモン候補を決めます。
最終的に自分のパーティの弱点を踏まえた調整や自由枠を採用します。

自分のパーティの場合。
強み:
・1匹除いてバトンタッチが使える。
(もともとのコンセプトであり、能力上昇を引き継いだまま相手に有利なポケモンへ交代可能)
・補助技や状態異常に強い
 (7匹中5匹が状態異常に何らかの回避策を持つ)
・約半分が、トップメタであるメガガルーラに悪あがき程度の有効打を持つ。
 (ガルーラへの対処法が増える)

弱み
・一貫性のある技を打たれやすい。(電気、地面、それから各種一撃技)
・高火力技を打たれやすい(鉢巻逆鱗を2回以上耐えれるポケモンはいない。)
・先制技・身代わり貫通技を持つポケモンがいない。
・上から殴られると弱い。バシャーモの動きが封じられると、麻痺の効かないアタッカーを出されるだけで辛い。

メタられる可能性
バトン軸(主にグロウパンチを持ったメガガルーラ、相手を選べば行けそうなエルフーン等、こだわりトリック持ち)
炎技、氷技が来る。(主に4倍弱点を持つグライオン、アイアントのせい)
麻痺耐性 化身ボルトロスが麻痺を撒きやすいゲッコウガやバシャーモがラムの実をもたせている可能性あり。
バシャーモ対策枠(ファイアロー、マリルリ、ヤドラン)

あとは、シナジーがありそうな自由枠も含めた作戦を考える。(実際に使わなくても、戦術は多いほうが良い)
このパーティでいうと・・・。
・影踏み持ち+怠け脱出アントorバシャバトン軸。
 辛い相手をキャッチして1体持っていく
・毒菱展開
 自由枠で毒菱を、化身ボルトロス等で毒守し、エース圏内に入れる。
 (実際は相手のメガガルーラと、味方のグライオンのせいで身代わり貫通技を打たれやすい)
・エーフィ始動トリル展開
 弱みの1つである、化身ボルトロス以上の高速ポケをビビらせる。
 (試運転で、岩統一に刺さりました)
・麻痺等のSダウン+小さくなる展開
(メタられやすいので麻痺撒きはやらないかもしれないが。)

使った自由枠は後半に紹介します。

以下個別紹介です。

 バシャーモ
バシャーモバシャーモバシャーモバシャーモバシャーモバシャーモバシャーモバシャーモバシャーモ

☓メガブースター ◯メガバシャーモ
大会ルール上必ず決めないと行けないメガシンカ枠にしました。

今回は、3体採用しました。
NN:ブースター
性格:わんぱく
努力値:H252 A20 B118 S120
技(予選時):守る、バトンタッチ、ビルドアップ、飛び膝げり
技(決勝戦時);守る、馬鹿力、鬼火、岩雪崩

優勝者との戦いが2戦ありましたが、両方で使用しました。
S調整の意図は、優勝者さんのバシャーモとカイリューのSラインを、
ラムの実+加速やラムの実+竜舞後、自分の化身ボルトロス抜きに調整してくると考えたため、
化身ボルトロス抜き抜きにしました。

NN:ガルーダ
性格:無邪気 珠バシャーモ流用個体。
努力値:H28 A36 B6 C196 D12 S236
技:守る、飛び膝げり、オーバーヒート、目覚めるパワー氷

準決勝戦で相手の手持ちにいる準速スカガブの上を取りたいがために採用しました。
なお、倒せるとはry

NN:げんそく
性格:陽気 調整は、ASぶっぱ、あまりD
技:守る、飛び膝げり、かみなりパンチ、はたき落とす
初戦の相手の方との試合で、
エーフィ、ブラッキーをメタとして採用しました、交代読みでマリルリにかみなりパンチを狙います。

今回の新規育成で計10体となりました。
ルールを勘違いして、パーティに入れられるメガシンカ可能なポケモンは1体までと思ってました。

大会終わってから考えてみると、
シングルレートにて、バシャーモに出されやすいポケモンは比較的ボルトロスの通りが良く、
多くのメガ枠が自由枠で出せない等のため、思ったより動きやすかったと思います。

アイアント
☓鋼ブイズ アイアント(NN:はがねブイズ)
性格:陽気
特性:はりきり
努力値:H96、A98、B52、D36、S準速メガ後マンダ抜き
技:岩石封じ、アイアンヘッド、つばめがえしor電磁波orシザークロス、馬鹿力orバトンタッチ
持ち物:鉢巻(予選)→命の珠(準決勝)→きあいのタスキ(決勝)

耐久面は意地っ張り鉢巻ガブリアスと控えめ眼鏡ニンフィア、
素早さは準速メガボーマンダを意識しました。

大会中、持ち物が、優勝に近づく毎に火力が下がっていきました。
拘り鉢巻でしたらメガガルーラに勝てたのに・・・、本当に悔しかったです。

技外しさえ目を瞑れば、ポテンシャルはあると思います。

グライオン
☓地面ブイズ グライオン(NN無し)
性格:陽気
特性:かいりきバサミ
努力値調整:ASぶっぱ、残りH
技:岩石封じ、はたき落とす、ステルスロック、地震or挑発or投げつける
持ち物:気合の襷、電気球

バトンタッチを覚えるポケモンで、しぶしぶ採用した電気と地震を透かす枠です。

メガガルーラの特性、ニンフィアやメガボーマンダのハイパーボイス、随所から飛んで来る氷技で、
よくあるポイズンヒール+身代わり守るが全くできないと考えました。
そのため、昔受けループ偽装で育成した子を採用しました。

予選でめざパ氷持ち(想定内)のメガリザードンY相手に返り討ちする快挙を見せたのが良かったです。

思ったより役に立ちました。

エーフィ
エーフィ
補助技牽制要員です。
今回はエーフィの個体を2匹連れて行きました。

エーフィ(NN無し)
性格:臆病
特性:マジックミラー
努力値:H168 D56 B78 S206
技:サイコショック、リフレクター、瞑想、バトンタッチ
持ち物:光の粘土

メガガルーラにグロウパンチ打たれ続け予選で負けて以来、
エーフィ一族は見せポケになってました。

NN:ざわ...ざわ... HSぶっぱ
性格:臆病
特性:マジックミラー
努力値調整:HSぶっぱ、残りC
技:サイコショック、マジカルシャイン、シャドーボール、トリックルーム
持ち物:気合の襷

もともとはブイズローテというインターネット大会で、
積みエースのエーフィでしたが、トリルギミック用に技を変えました。
NNは某麻雀マンガの主人公と思いきや、
全く同じ読み方をする某擬人化ゲームの空母の名前です。

(回りくどい)

ブラッキー
ブラッキー(NN:LED)
性格:図太い
特性:シンクロ
努力値調整:H244 B198 S68
技:イカサマ、バークアウト、願い事、守る
持ち物:ゴツゴツメット

最初から見せポケでした。
カバルドンの砂嵐で月の光の回復量が落ちると考え、
願い事守る型になりました。
また、呼ぶ特殊アタッカーを誤魔化すためにバークアウトを採用。

どくどくや挑発を持たせたかったですが、
打ちたい相手である高耐久ポケモンは、準伝説や、メガシンカ枠、相手のパーティで制限されているおかげで、自由枠として繰り出されることは全然ありませんでした。

一応、守るにより相手のバシャーモの膝を割る事もできます。

シャワーズ
シャワーズ

メガネ(NNが)スイクン
ブイズパを使う方が使っていた眼鏡型の調整をそのまま借りました。

http://kyeeveesky.blog.fc2.com/

性格:控えめ
特性:貯水
努力値調整:H12 B252 C144 D4 S96 (目覚めるパワー草個体)
技:熱湯、ハイドロポンプ、れいとうビーム、めざめるパワー草orシャドーボール
持ち物:拘り眼鏡

目覚めるパワー炎のつもりで育成したら、目覚めるパワー草だった悲しみ

(本物の)スイクンに強い(NNが)スイクン
技は、ある動画実況者さんがかつて使っていたシャワーズを、
HDの努力値振りのみ、先ほど紹介したブイズ使いの方のサイトを参考にしました。

http://ch.nicovideo.jp/nanahane

性格:図太い
特性:うるおいボディ
努力値調整:H252 B110 C D148 (目覚めるパワー竜個体)
技:熱湯、黒い霧、雨乞い、眠る
持ち物:食べ残し

新規で育成した割には、
パーティにすら編成されず出番がありませんでした。

化身ボルトロス
☓サンダース 化身ボルトロス(NN:ごはんうめえ)
性格:臆病
特性:悪戯心
努力値調整:H実数値が172になるように努力値振り、S相手パーティによって調整、残りC
技:10万ボルト、気合球、めざパ氷、くさむすびor悪巧み
持ち物:オボンの実、とつげきチョッキ等

せっかく準伝が1匹まで使えるので、
バトンタッチ統一に足りないポケモンを準伝説にしようと考えてました。

バトンタッチを覚えるポケモンで、少ないタイプが、電気と地面でした。
電気枠 エモンガとサンダース。
地面枠 グライオン。

地面枠の霊獣ランドロスと悩んだ結果。
今回は、相手の補助技を牽制する目的も兼ねてボルトロスにしました。

大会中、一切麻痺を撒く事はありませんでしたが、
選出画面では、いかにも「麻痺を撒く」というプレッシャーは与えられたかと思います。


自由枠について。
冒頭でも書いたように、このパーティの苦手な部分を見越した上で選びました。
 
特に以下3匹が来るのを考慮しました。

・マンムー(予選のみ) 持ち物:きあいのタスキorとつげきチョッキ 技は、つららばり、地震、フリーズドライ、地割れorどくどくorはたき落とす
・ヒートロトム 持ち物:拘りスカーフ オーバーヒート、ボルトチェンジ、めざパ氷、トリック
・ファイアロー 自由

結果こうなりました。
予選時:ウォッシュロトム、ワルビアル(バトンタッチ込で打ち勝てると踏んだ)
準決勝以降:フワライド、トリトドン

自由枠は努力値は省きます。
ウォッシュロトム
性格:控えめ
持ち物:拘りスカーフ
技:ハイドロポンプ、10万ボルト、ボルトチェンジ、トリック

ワルビアル
性格:意地っ張り
持ち物:くろいメガネ
技:噛み砕く、地震、挑発、ステルスロック

フワライド
性格:臆病
持ち物:オボンの実
技:シャドーボール、鬼火、凍える風、小さくなる

トリトドン
性格:図太い
持ち物:せんせいのツメ
技:熱湯、大地の力、れいとうビーム、地割れ

大会内容は、長くなるので次の記事に書きます。